ハナバチ類同定 忘備録

始めに

ハナバエ科のLeucophoraに狙われていたハナバチ類を採集し、(Nomadaを除いて)初めてハナバチ類(コハナバチ科 ヒゲナガコハナバチ♀)を同定した。

同定するために必要な情報を簡潔に残しておく。

※今回は口器が見れない状態の標本を同定した。 口器以外の特徴が一致してるので問題ないと判断した。

※詳しくは

"第1号 日本産ハナバチ類の同定の手引き 渡辺恭平・長瀬博彦 2022年2月15日発行(62MB)"

参照せよ。

標本作成時の注意点

口器について、可能な限り

  • 上顎を開く
  • 上唇や中舌などを引き出しておく

同定の形質として重要である。

腹部は胸部と水平にせず、多少下にさげておく。 (前伸腹節の垂直面の観察のため)

♂の場合、可能なら交尾器を引き出しておく。

同定フロー

  1. 科の同定 (日本産ハナバチ図鑑)
  2. 属や亜属、種群の同定 (日本産ハナバチ図鑑、日本産ハナバチ類の同定の手引き)
  3. 種の同定(日本産ハナバチ類の同定の手引き、各分類群の文献、ハナバチ図鑑)

コハナバチ科の同定形質

  • 頭部の長さと幅の比
  • 上唇の形
  • 頭盾上区の点刻の密度
  • 後単眼と後頭部間の長さ
  • 中胸盾板の点刻の密度
  • 体の金属光沢の有無
  • 前腹伸節垂直面の…
  • 後脚脛節の内側の距の棘(突起)の数や長さ

    etcetcetc